東京11Rの第34回
根岸ステークス(4歳以上GIII・ダート1400m)は3番人気
モズアスコット(C.
ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分22秒7(良)。1馬身1/4差の2着に1番人気
コパノキッキング、さらに1馬身差の3着に9番人気
スマートアヴァロンが入った。
モズアスコットは栗東・
矢作芳人厩舎の6歳牡馬で、父
Frankel、母India(母の父Hennessy)。通算成績は20戦6勝。
〜レース後のコメント〜
1着
モズアスコット(C.
ルメール騎手)
「ゲート内で座るような感じで、スタートは遅れましたが、すぐにハミを取って楽に流れに乗れました。手応えはいつも通りでした。ダートでもよく反応して長く脚を使いました。強かったです。今日のレースぶりなら1600mの
フェブラリーステークスも大丈夫でしょう」
(
矢作芳人調教師)
「母方の血統や走りっぷりからダートも大丈夫と考えていました。今回は休み明けで脚元の状態も完全ではなかったので、少し心配はありました。そんな中でこの勝ち方ですから、強かったということでしょう。なかなか勝てないレースが続いていましたが、まだ終わっていないことを示すことができました。この後は
フェブラリーステークスへ向かいます。その先は
オーストラリアのレースを考えています」
2着
コパノキッキング(O.マーフィー騎手)
「外枠に速い馬がいて、それを見ながら走っていましたが、結果的にペースが速かったです」
3着
スマートアヴァロン(
石橋脩騎手)
「自分の競馬に徹して、最後は上位2頭に迫るぐらいの脚を使ってくれました。8歳ですが決め手に衰えはないですし、このまま無事に行ってくれたらと思います」
4着
ダノンフェイス(
田辺裕信騎手)
「スタートが思ったよりも良くて、楽にポジションが取れました。よく頑張っています。後は運が味方すれば、重賞を勝てるぐらいの力はあります」
5着
ワイドファラオ(
福永祐一騎手)
「斤量(58kg)がこたえました。久々の1400mにも対応してくれて、直線ではおっと思うほどの手応えでした。ただ1400mだと周りが速いので、1600mの方が良さそうです」
11着
ミッキーワイルド(M.デムーロ騎手)
「良いポジションにつけられましたが、休み明けでまだ気持ちが入っていませんでした」
15着
ヨシオ(佐藤友則騎手)
「以前乗ったときよりも馬が良くなっていました。今日は前半のペースが速くなり止まってしまいました。距離は大丈夫ですので、前半にゆったり行ければと思います」
ラジオNIKKEI