現地時間6日、UAEのメイダン競馬場でG2・マクトゥームチャレンジラウンド2(3歳上・ダ1900m・10頭立て)が行われた。
道中は逃げ馬を見る形でレースを進めた1番人気タイの
ベンバトル(牡6、C.スミヨン騎手)が、最後の直線に向くと楽に先頭に立って後続を突き放し、同じく先行していた3番人気タイのミリ
タリーロウ(セ5、A.
フレス騎手)に2馬身差をつけて完勝した。勝ちタイムは1分56秒80(良)。
ミリ
タリーロウから6.3/4馬身差の3着には、昨年の
ドバイWC(UAEG1)2着馬で1番人気タイの
グロンコウスキー(牡5、M.バルザローナ騎手)が入った。
ベンバトルは
父Dubawi、
母Nahrain、
その父Selkirkという血統。UAEのS.ビン・スルール厩舎の管理馬。2018年の
ドバイターフ(UAEG1)、ダルマイヤー大賞(独G1)、コーフィールドS(豪G1)と芝G1を3勝しているが、ダートは今回が初出走だった。通算成績は20戦10勝。
同馬は1着賞金1000万米ドルの超高額賞金レース、サウジC(2月29日・サウジアラビア・キングアブドゥルアズィズ競馬場・ダ1800m)に登録しているが、今回手綱を取ったスミヨン騎手は、サウジCでは
クリソベリルに騎乗予定となっている。