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【船橋・報知グランプリカップ】タービランスの連覇なるか/レースの見どころ

  • 2020年02月10日(月) 17時00分
 2/12(水)に船橋競馬場で行われる報知グランプリカップ。出走馬12頭の中には、昨年のこのレースの覇者タービランスなど重賞勝ち馬が6頭と粒ぞろいのメンバー構成。なお、上位2着までに入った馬には3月11日に行われるダイオライト記念、5月5日に行われるかしわ記念への優先出走権が与えられる。

■2/12(水)報知グランプリカップ(4歳上・SIII・船橋ダ1800m)

 タービランス(牡7、浦和・水野貴史厩舎)は、昨年のこのレースを勝利して以降は勝ち星がないが、4戦して2着3回、3着1回と安定感が魅力。前走の報知オールスターカップでは、4番手から3、4コーナーで仕掛けると、メンバー中上がり最速の脚で追い込んでオールブラッシュにハナ差2着と見せ場十分。船橋は2戦2勝とコース相性がよいだけに勝機は十分にある。

 ヤマノファイト(牡5、船橋・矢野義幸厩舎)は、同じ前走を6着。勝負どころの3、4コーナーで先行集団から置かれたが、直線では勝ち馬にコンマ5秒差まで差を詰めている。先行力はあるだけに、脚の使いどころひとつで好勝負が可能だ。

 ベンテンコゾウ(牡6、船橋・川島正一厩舎)は、地元船橋では8戦7勝、2着1回と抜群の成績。前走の準重賞・チバテレ盃では、4コーナー手前で先頭に立つと外からリッカルドに並ばれたが、そこから粘り強さを発揮して競り勝っている。当地初の1800メートル戦がカギだが、好位追走が叶えば大きく崩れることはなさそうだ。

 オールブラッシュ(牡8、大井・藤田輝信厩舎)は、報知オールスターカップでは、1周目スタンド前で一気に先頭へ立つと、直線では詰め寄ってきたタービランスとの競り合いをハナ差制して勝利。続く前走の川崎記念では自分の競馬ができず9着だったが、ここでは実績上位の存在。初騎乗になるM.ミシェル騎手の手綱さばきにも注目したいところ。

 他にも、同舞台では一昨年のクイーン賞で2着と好走歴があるサルサディオーネ(牝6、大井・堀千亜樹厩舎)、川崎の前走を快勝した実績馬マイネルバサラ(牡7、浦和・小久保智厩舎)、先行争い激化で展開が速くなればバンズーム(牡9、船橋・佐藤裕太厩舎)も上位を狙う。

 発走は19時15分。



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