一口クラブの「ニューワールドレーシング」が10日、組織名称や経営方針を一新することが明らかになった。2017年、
ハナズゴール(14年オールエイジドS・豪GI)のオーナーとしても知られるマイケル・タバート氏が浦河を中心とした日高地方活性化を
コンセプトに設立したクラブ法人で、運営に関する費用請求なし(入会費、月会費、年会費など)や細かな情報提供などを売りにしてきた。
今回の
リニューアルではクラブ法人「京都ホースレーシング」(代表:マイケル・タバート氏)、愛馬会法人「京都サラブレッドクラブ」(代表:山上和良氏)と名称を変更。クラブの目指す方向も従来の
日本ダービーや
桜花賞といったクラシックからダートレースをメインに変更。「馬の価格はなるべく抑え、採算を重視します。また、ダートレースで出走回数を増やし、楽しんでいただければと思います」と新たにクラブに携わることになった山上氏は話す。
リニューアルに伴い、京都ホースレーシングでは大々的なキャンペーンを実施。第1段として
ネオザスティングの2018(牡、父
リヤンドファミユ)500 口の募集価格を無料とし、出資者を募る。山上氏は 「
リヤンドファミユを支援してくださった方と共に応援したいと思います」とコメント。今後も複数頭の無料馬を用意し、既存会員、新規会員問わず複数口を出資できるキャンペーンを予定している。
組織改編に伴い、従来無料であった月会費が必要になるが、ポイント付与により実質最大半額となり、貯まったポイントは出資時に利用可能である。
詳しくは
ニューワールドレーシング公式HP(外部リンク)の「ニュース」より。