現地時間9日、ブラジルのガベア競馬場でG1・
エンリケポッソーロ大賞(3歳牝・芝1600m・14頭立て)が行われた。
道中は後方から進んだ1番人気のマイ
スキーボニータ(牝3、H.フェルナンデス騎手)が直線で馬群を割って末脚を伸ばし、逃げ粘る11番人気タンガニカ(牝3、B.ケイロス騎手)をゴール寸前でとらえ、アタマ差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分34秒56(重)。
マイ
スキーボニータは、父は日本産馬の
アグネスゴールド、
母Feia Que Doi、
その父Scat Daddyという血統。ブラジルのL.エステベス厩舎の管理馬。昨年のローシャ
ファリア大賞(伯G2)、マリアノプロコーピオ大賞(伯G3)に続く重賞3連勝で、通算成績は7戦4勝。
アグネスゴールドは
父サンデーサイレンス、
母エリザベスローズ、
その父ノーザンテースト。兄弟にも重賞勝ち馬の
フサイチゼノン、
リミットレスビッドがいる血統。
現役時代は2001年の
スプリングS(GII)、
きさらぎ賞(GIII)を制覇。種牡馬入りした後は日本、アメリカを経てブラジルへと渡り、ブラジルG1勝ち馬を複数頭輩出している。
※馬齢表記は南半球の表記に準ずる。