12日、
船橋競馬場で行われた第56回報知
グランプリC(4歳上・重賞・ダ1800m・1着賞金1200万円)は、先手を取った
岩田康誠騎手騎乗の5番人気
サルサディオーネ(牝6、大井・
堀千亜樹厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、2番手から追いすがった1番人気
タービランス(牡7、浦和・
水野貴史厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分53秒8(良)。
【
岩田康誠騎手】
「日頃からお世話になっている馬主さんの馬で、こういう舞台に立てて、勝利することができて本当にうれしいです。
先生の方からハナか2番手かと言われていて、外枠だったので、楽に行けるだろうし、今の馬場は前が残りやすいのかなと思い、思い切って行こうと思いました。馬自身落ち着いて走ってくれましたし、逃げたらしぶとい馬で、自信を持って4コーナーを回ったらまた伸びるだろうと思っていました。
馬が成長していますし、馬体を見ても、充実しているんだろうと思いました。次も、自分のペースで行けたらいいレースができると思います」
【
堀千亜樹調教師】
「今回、状態は前回よりもアップしていましたし、行ければ十分に見どころがあると思っていましたので、いい結果が出て良かったです。
1回使って大体身体ができていたので、気分良く走らせようと、それを重点的に考えて調整を行ってきました。
本当に、調教ではいい飛びをしているので、うまくそれが噛み合っていい結果が出たのだと思います」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)