14日(金)、
ミカエル・ミシェル騎手が来日以来初めて1日2勝を挙げた。
船橋競馬5日目第2Rでは1番人気
エネルギヤ(牡3、船橋・
林幻厩舎)で好スタートから1200mを逃げ切ってみせ、4馬身差で7勝目を挙げると、最終12R風来特別では2番人気
アドマイヤプリヴ(セ6、船橋・
川島正一厩舎)でもハナを切って、4角で並びかける圧倒的人気の
サトノオーサムを振り切って2着馬に4馬身差をつける圧勝で8勝目をマーク。
これでNARの短期免許取得以降、船橋競馬の最終日までの3週15日間で89戦8勝。勝率9.0%とした。
次週は17日(月)から20日(木)まで浦和競馬に参戦し、21日(金)は翌日のレディス
ヴィクトリーラウンド佐賀への参加のための移動日となる。
ミカエル・ミシェル騎手の最終騎乗終了時の談話。
「1日2勝はひとつの
ステップとして挙げたかったので、今日それが達成できてとても嬉しいです。今日の馬達はみんないい状態でした。次に向けていい弾みが付きました。フランスでは1日3勝を挙げた経験があります。これは、フランス女性騎手の最多勝記録でした。
2つの勝利とも逃げ切りでしたが、最初のレースは私の馬のスピードが速かったです。後のレースも先手を取る作戦でした。1番人気馬も先行馬だと知っていたのでちょっと心配しましたが、返し馬ですごくいい感触で、スピードがあるとわかったので信頼して乗りました。
船橋の馬場には早いうちに慣れることができました。次の浦和も早く慣れて、できるだけ早く1勝目が挙げられたらと思っています。最終日に2勝できて、皆様へバレンタインのよい贈り物になったかなと思います。
今日は沢山チョコをいただきました。
スタイル維持に気をつけないといけません(笑)」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)