2020年最初の
JRA・GI、
フェブラリーS。中央と南関東から有力馬が集まったが、中でも
インティに注目したい。昨年戴冠を果たした舞台で復活の勝利なるか。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■2/23(日)
フェブラリーS(4歳上・GI・東京ダ1600m)
インティ(牡6、栗東・
野中賢二厩舎)は昨年の本レースを逃げ切りV。それ以降は勝ち星から遠ざかっているが、ここ2走はチャンピオンズCを正攻法の競馬で3着、
東海Sで58kgを背負いながら控える競馬に対応して3着と上々の走りを続けている。2014・15年の
コパノリッキーに続く史上2頭目の連覇達成なるか。
モズアスコット(牡6、栗東・
矢作芳人厩舎)は前走初ダートの
根岸Sを、出負けをものともせず差し切り完勝。2018年の
安田記念以来となる勝利を飾った。非常にレベルの高い内容だっただけに、ここでも勝ち負けの期待を持てるだろう。制すれば、史上5頭目※の芝ダート両GI制覇となる。
アルクトス(牡5、美浦・
栗田徹厩舎)は昨年
プロキオンSを制し、続く
マイルCS南部杯でも2着と活躍。今回は4か月半ぶりの休み明けとなるが、中間の調整は順調。また、東京ダートマイルはこれまで4戦4勝という絶好の条件だ。戴冠のチャンスは十分にあるだろう。
その他、一昨年の覇者で、前走の
東京大賞典でも2着と好走した
ノンコノユメ(セ8、大井・
荒山勝徳厩舎)、昨年の
マイルCS南部杯覇者
サンライズノヴァ(牡6、栗東・
音無秀孝厩舎)、前走
東海Sで2着の
ヴェンジェンス(牡7、栗東・
大根田裕之厩舎)、
東京大賞典で3着の
モジアナフレイバー(牡5、大井・
福永敏厩舎)、昨年の
ユニコーンS覇者
ワイドファラオ(牡4、栗東・角居勝彦厩舎)、前走
川崎記念で3着の
デルマルーヴル(牡4、美浦・
戸田博文厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。
※ダート
グレードの格付けが始まった1997年4月以降