15日の小倉5Rで落馬し、左鎖骨を骨折した藤田菜七子騎手(22)=美浦・根本=の師匠である
根本康広調教師(64)=美浦=が16日、北九州市内の病院を訪れ本人と面会。「2、3日後に美浦トレセンに戻り、つくば市内の病院で手術を受けることになると思う」と今後について話した。
全治などは手術後の経過観察によるが、「焦らずに完全に治すことが最優先」と同師は早期復帰については否定的な姿勢。28日にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われる「STCインターナショナルジョッキーズチャレンジ」への参戦は見送ることになりそうだ。
現在は患部をサポーターで固定している状態。「制裁で過怠金(5万円)を科されたし、馬主さんやファンの方々に迷惑をかけたことを反省していました」と愛弟子の心情を察していた。
提供:デイリースポーツ