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フェブラリーS・G1」(23日、東京)
インティは昨年、破竹の7連勝で
フェブラリーSを制覇。その後は2、6、15着とリズムを崩したものの、2走前のチャンピオンズCで3着に好走し、健在ぶりをアピール。前走の東海Sでも、斤量58キロを背負いながらも3着に力走し、存在感を示した。
完全復活までもう少し。野中師は「東海Sは番手からレースを進めたが、普通に折り合っていた。斤量面を考えても、悪い内容ではなかった」と敗戦にも納得顔。主戦の
武豊も「無理に先行してバテてしまう競馬だけはしたくなかった。あの位置で競馬ができたのは収穫。勝ち切れれば良かったけれど、次につながる内容だった。戦法が1つ増えたね」と明るい表情を見せた。
ネジを締め上げるように、大目標へ向けて体調もアップ。栗東坂路で快活な動きを見せた一週前追い切りに、指揮官は「前回はあくまでも前哨戦のつくりだったからね。予定通り、良くなっている」と力強くうなずいた。
19年の最優秀ダート馬
クリソベリルとG1・5勝馬
ゴールドドリームは、世界最高賞金のサウジCへ。強敵不在のここは、実績的にも負けられないところだ。新興勢力の台頭を退け、連覇を成し遂げてみせる。
提供:デイリースポーツ