22日に東京競馬場で行われる
ダイヤモンドS(4歳上・GIII・芝3400m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが16番。3回で1番、4番、7馬、10番が続き、2回が2番、6番、8番、14番、15番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 1-2-1-12 複勝率25.0% 複勝回収率131%
2枠 1-0-2-13 複勝率18.8% 複勝回収率51%
3枠 1-2-0-15 複勝率16.7% 複勝回収率216%
4枠 0-2-3-13 複勝率27.8% 複勝回収率76%
5枠 1-0-1-16 複勝率11.1% 複勝回収率21%
6枠 0-0-0-19 複勝率0.0% 複勝回収率0%
7枠 2-1-1-16 複勝率20.0% 複勝回収率63%
8枠 4-3-2-11 複勝率45.0% 複勝回収率81%
【1人気】
1〜6枠 1-0-0-1 複勝率50.0% 複勝回収率75%
7・8枠 6-1-0-1 複勝率87.5% 複勝回収率125%
【2〜5人気】
1・2枠 1-1-1-8 複勝率27.3% 複勝回収率65%
3・4枠 0-3-1-7 複勝率36.4% 複勝回収率89%
5・6枠 1-0-1-7 複勝率22.2% 複勝回収率42%
7・8枠 0-2-1-6 複勝率33.3% 複勝回収率63%
【6人気以下】
1・2枠 0-1-2-17 複勝率15.0% 複勝回収率103%
3・4枠 1-1-2-20 複勝率16.7% 複勝回収率178%
5・6枠 0-0-0-28 複勝率0.0% 複勝回収率0%
7・8枠 0-1-2-20 複勝率13.0% 複勝回収率57%
まず、8枠が複勝率45.0%と高い数値を記録しているが、その大半が1人気であり、枠順別成績には極端な人気の偏りが見受けられる。昨年も1人気に支持された
ユーキャンスマイルが勝利していたが、その枠順は8枠10番だった。そもそも1人気が「7-1-0-2」勝率70.0%、と圧倒した成績を残していることは覚えておきたい。
一方、2人気以下に注目すると、3・4枠の好走率が高く、5・6枠は振るわない成績となっている。また、回収率の観点からは内枠優勢と考えられ、3400mと長丁場のレースであることからも、ロスなく運べる枠順に越したことはないだろう。