「
中山記念・G2」(3月1日、中山)
同一重賞3連覇に向け26日、
ウインブライトが美浦Wで最終リハを行った。馬の行く気に任せたものだったが、しっかりとしたフットワークで出走態勢は文句なし。今後に控える海外遠征にも弾みをつけたいところだ。
インディチャンプ、
ダノンキングリーも馬なりで好仕上がりをアピールした。
さらなる進化を予感させる走りだ。
インディチャンプは栗東坂路で福永を背に、楽な手応えで4F51秒5-37秒2-12秒2の好時計。
ジョニーズララバイ(4歳1勝クラス)を並ぶ間もなく馬なりでかわし去り、豪快に2馬身半先着した。2週連続で感触を確かめた鞍上は「順調に調教できているし、雰囲気もいい。タイム、動きともに良かった」と満足げだった。
称賛の言葉は続く。「19年の秋に良くなって、そのまま来ています。心と体がリンクしているから、精神的にもゆとりがある」と福永が褒めれば、生野助手も「精神面も少しずつ大人になってきているのかな」と納得の表情。携わる誰もが成長度合いを感じ取っている。
初の海外遠征となった19年末の
香港マイルは7着。仕上げ人は「隣のゲート
ボーイに反応して、ゲートで出遅れたのが全て」と敗因を説明。決して悲観する内容ではなかった。この春、再び香港の舞台を目指すマイル王。ここで巻き返して大一番へ弾みをつける。
提供:デイリースポーツ