27日、
大井競馬場で行われたクラシック
トライアル(3歳・特別・ダ1800m・1着賞金340万円)は、後方でレースを進めた
本橋孝太騎手騎乗の3番人気
ブラヴール(牡3、船橋・
佐藤賢二厩舎)が、直線で外から各馬を差し切り、直後から迫った4番人気
デスティネ(牡3、大井・
渡辺和雄厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分57秒5(良)。
本レースを制した
ブラヴールは4月29日に行われる
羽田盃と6月3日に行われる
東京ダービー、2着となった
デスティネは
羽田盃への優先出走権を獲得した。
ブラヴールは父が南関東重賞4勝のセレン、母が南関東牝馬三冠を達成した
チャームアスリープという血統。両親ともに本馬と同じ新冠・村田牧場の生産で、山口美樹・圭子ご夫妻の所有となり、船橋・
佐藤賢二厩舎で現役生活を過ごした。
【
本橋孝太騎手】
「前走後、疲れがなかなか取れなくて、調教をしながら疲れを取ってきていました。
道中の位置取りは、本当は指示としては5、6番手くらいだったんですけど、道中の進みも悪くて、やはり疲れてるのかなと。でも、4コーナーからグッとハミを噛んで、頑張ってくれました。道中は勝つとは思ってなかったです。
右回りも距離が延びても全然大丈夫です。まだ体がユルくて
バランスも悪くて、まだまだ完成されていないのにこれだけ走るのは、ポテンシャルの高さかなあと思います。血統的にもこれから楽しみです」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)