現地時間28日にサウジアラビアの首都リヤドのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われた騎手招待競走「2020 STCインターナショナルジョッキーズチャレンジ」で見事総合3位タイに輝いた
ミカエル・ミシェル騎手。
翌29日のサウジC(ダ1800m・1着賞金1000万米ドル=約11億円)当日は、日本で準備してきた赤の
ドレスを身にまとい、
武豊騎手騎乗の
フルフラット(牡3、栗東・
森秀行厩舎)が優勝したサンバサウジダービーC(3歳・ダ1600m・1着賞金48万米ドル)など日本勢の善戦の連続に声援をおくった。
【
ミカエル・ミシェル騎手】
「昨日(騎手招待競走で総合3位タイ)は夢のような体験でした。本当に嬉しく、誇らしい気持ちです。こちらのダートは日本のものとは大きく違いました。土に近くて、キック
バックがありません。でも、競馬の
スタイルは先行が重要だと思いました。
南関東でのダート競馬の経験が生きたのは確かだと思っています。もちろん、ここサウジでの経験は、私にとって間違いなくプラスになりました。
サウジ入国時は健康チェックなどで大変でしたが、競馬関係の皆さまには良くして頂きました。サウジに恋したか、ですか?いえ、言うまでもなく、やっぱり私は日本が大好きです。餃子とかラーメンが恋しいです(笑)。3日も食べてないんですから!(笑)
日本に帰ったら、月曜から川崎競馬です。無観客競馬で皆さまにお会いできなくて悲しいですが、競馬では頑張りますので応援して下さい!」
月曜の川崎競馬初日は、
浦和競馬場で勝利を挙げた
トゥーナノクターン(牝3、川崎・
山田質厩舎)や
クロヴァージョ(牡6、川崎・
河津裕昭厩舎)など7頭に騎乗予定となっている。
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)