「
チューリップ賞・G2」(7日、阪神)
2019年の最優秀2歳牝馬
レシステンシアが栗東坂路で自己最速タイムをマーク。
マルターズディオサ、
クラヴァシュドールも快活な走りを披露。打倒2歳女王に向けて着々と準備は整いつつある。
好気配を伝えた。
阪神JF3着の
クラヴァシュドールは4日、栗東CWで単走。馬なりで直線に入り、手綱を軽く緩められると外ラチ沿いで軽快に末脚を伸ばした。5F69秒0-38秒0-12秒8。片山助手は「当週なので調整くらい。2週続けてジョッキーに乗ってもらい、体もできている。やれることはやっています」と力を込めた。
新コンビのM・デムーロは前走まで騎乗した藤岡佑に聞いて、注意点を把握済み。「調教では賢いけど、“急に
テンションが上がるところがある”と言っていた。そこに気をつけたい。相手は強いが、能力の高さは感じた。本番が楽しみになるレースができれば」と意気込んだ。
阪神JFで敗れた上位2頭も参戦し、相手は強力だが、結果を出して堂々と桜の大舞台に駒を進める。
提供:デイリースポーツ