「
チューリップ賞・G2」(7日、阪神)
2019年の最優秀2歳牝馬
レシステンシアが栗東坂路で自己最速タイムをマーク。
マルターズディオサ、
クラヴァシュドールも快活な走りを披露。打倒2歳女王に向けて着々と準備は整いつつある。
マルターズディオサが4日、さらなる
パワーアップを印象付けた。最終追い切りは美浦坂路で併せ馬。僚馬
ピクチャーポーズ(3歳未勝利)の内に馬体を合わせると、終始手綱を持ったままで駆け上がり、最後は余裕の手応えで併入した。
4F54秒4-39秒8-12秒4に、手塚師は「日曜にもやってあるし、競馬が土曜で(関西への)輸送もあるので、あまりやりたくなかった。ちょうどいいね」と満足顔だ。
阪神JFでは6番人気での銀メダル。勝ち馬には離されたが、3着馬の猛追を鼻差しのいだ。「精神的にも大人になってきているし、かなり成長しているね。本番は先だけど、その分を考慮しても、すごくいい状態だよ」と目を細める。
2歳女王を筆頭に、本番同様の好メンバーがそろった。「ここで勝ち負けできれば、本番でも楽しみ」と指揮官は声を弾ませる。大事な前哨戦。期待を持って、再び仁川へ乗り込む。
提供:デイリースポーツ