8日に中山競馬場で行われる
弥生賞ディープインパクト記念(3歳・GII・芝2000m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる6回の馬券絡みが4番。5回で3番が続き、4回が10番、3回が2番、5番、8番、11番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 1-0-0-9 複勝率10.0% 複勝回収率11%
2枠 0-1-2-8 複勝率27.3% 複勝回収率130%
3枠 1-2-4-4 複勝率63.6% 複勝回収率158%
4枠 1-1-3-8 複勝率38.5% 複勝回収率171%
5枠 0-2-0-14 複勝率12.5% 複勝回収率57%
6枠 2-0-0-16 複勝率11.1% 複勝回収率31%
7枠 1-4-1-14 複勝率30.0% 複勝回収率64%
8枠 4-0-0-16 複勝率20.0% 複勝回収率58%
【前走上がり3F5位以内】
5番より内枠 2-4-6-20 複勝率37.5% 複勝回収率120%
6番より外枠 7-4-0-37 複勝率22.9% 複勝回収率57%
【前走上がり3F6位以下】
5番より内枠 1-2-3-10 複勝率37.5% 複勝回収率162%
6番より外枠 0-0-1-18 複勝率5.3% 複勝回収率13%
昨年は波乱の立役者となった
メイショウテンゲンが8枠10番から勝利していたが、大外の8枠は最多となる4勝を挙げる活躍を見せている。例年、頭数の揃いにくいレースでもあり、外枠の不利は軽減されていると考えても良さそうだ。
ただし、12番より外枠は「0-0-0-11」、13年
エピファネイア(1人気4着)、12年
アダムスピーク(1人気8着)、10年
アドマイヤテンクウ(3人気11着)、と上位人気馬でも凡走傾向にあるので、出走頭数次第では注意が必要となる。
そして、2・3・4枠の複勝回収率がプラス収支を記録していることから内目の枠順は複穴傾向にあり、前走上がり3F6位以下で3着以内に好走した7頭中6頭は5番より内枠を引いていたことも併せて覚えておきたい。