「弥生賞・Ｇ２」（８日、中山）

　１勝馬フルフラットをサウジのダービー馬に輝かせた森厩舎が、今度は日本で１勝馬による皐月切符獲りを狙っている。

　５戦目で未勝利を勝ち上がったディヴィナシオン。栗東坂路での最終リハは５日、序盤は抑えを利かせて徐々に加速。４Ｆ５３秒９-３８秒４-１２秒３と上がり重点の理想的な時計をマークした。

　青木助手は「５３秒から５４秒のしまい重点という指示で。ラスト１２秒３は、この馬は出したことがなかった。具合は悪くないですよ」と好感触だ。

「何とか権利を獲ってほしいですね。週末の中山は雨降りになりそう。（前走で騎乗した）豊さんに重馬場は上手やって言ってもらえてるんで、僕も雨乞いしておきます」と同助手。乾燥のサウジアラビアで厩舎が沸いた翌週に、雨中の歓喜を引き寄せるか-。

提供：デイリースポーツ