現地時間8日、ブラジルのガベア競馬場でG1・ディアナ大賞(3歳牝・芝2000m・14頭立て)が行われた。
道中は2番手から進んだ1番人気マイ
スキーボニータ(牝3、H.フェルナンデス騎手)がラスト100m付近で先頭に立ち、直後から追いすがった5番人気ヘルキス(牝3、V.ジル騎手)との追い比べを制し、アタマ差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分0秒38(良)。
マイ
スキーボニータは、父は日本産馬の
アグネスゴールド、
母Feia Que Doi、
その父Scat Daddyという血統。ブラジルのL.エステベス厩舎の管理馬。
前走の
エンリケポッソーロ大賞(伯G1)に続く連勝で、
リオデジャネイロ牝馬三冠に王手をかけた。通算成績は8戦5勝(うち重賞4勝)。
三冠最終戦の
ゼリア・ゴンザガ・ペイショト・ディ・カストロ大賞(伯G1・ガベア競馬場・芝2400m)は、4月5日に行われる予定。
アグネスゴールドは
父サンデーサイレンス、
母エリザベスローズ、
その父ノーザンテースト。兄弟にも重賞勝ち馬の
フサイチゼノン、
リミットレスビッドがいる血統。
現役時代は2001年のス
プリングS(GII)、
きさらぎ賞(GIII)を制覇。種牡馬入りした後は日本、アメリカを経てブラジルへと渡り、ブラジルG1勝ち馬を複数頭輩出している。
※馬齢表記は南半球の表記に準ずる。