12日、
名古屋競馬場で行われた第43回
名古屋大賞典(4歳上・JpnIII・ダ1900m・1着賞金2100万円)は、好位の後ろに構えた
川田将雅騎手騎乗の4番人気
ロードゴラッソ(牡5、栗東・
藤岡健一厩舎)が、前で競り合う各馬をゴール前で差し切り、2着の2番人気
アングライフェン(牡8、栗東・安田隆行厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分2秒0(重)。
【
川田将雅騎手】
「メンバーを見て、強い競馬をしてわずかに負けた馬もいましたし、他にもいいメンバーがいたので、その中でどういう競馬ができるかなと思いました。
行く馬を行かせて、自分のリズムでと思ったんですけど、前半とてもいい形になったなと思いました。向正面から上がっていく馬がいて、ペースが流れてくれたのでとても楽になりましたし、直線だけで届くなと思いながら乗っていたので、その通りにいい走りができたと思います。前回佐賀でいい競馬ができて、今回名古屋で重賞タイトルを取ることができて、
地方競馬への適性の高さを見せることができました。これからも安定して走ってくれたらいいなと思います。
こういう世界の情勢の中で、競馬ができるというのはありがたいことですし、映像を通して見てくださっている方が沢山いると僕らジョッキーは皆思っていますので、精一杯僕らにできることをと思って頑張っていますので、一生懸命に走る馬とジョッキーを楽しんでいただけたらと思っています」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)