netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
中山牝馬Sの「
ゴールデンコンビ」はこちら。
【
友道康夫厩舎×
津村明秀騎手(
レッドアネモス)】
「
友道康夫厩舎×
津村明秀騎手」というコンビはあまり馴染みがないと感じるファンも少なくないだろう。実際、このコンビは「直近5年」で僅かに7回しか結成されていない。しかし、その中に
パッションダンスで優勝した16年の
新潟大賞典が含まれている。10番人気と低評価に甘んじていたが、強気の先行策から押し切る堂々の内容だった。
「直近1年」に絞るとコンビ結成は1回のみ。20年2月8日の
節分Sで
ウーリリに騎乗して勝利を収めている。こちらも4番人気の評価にとどまっていたが、スッと先行すると、直線は最内から抜け出し後続をハナ差抑える会心の内容。この2つの好走により、「直近5年」の回収率は単勝が385.7%、複勝が171.4%と高い数字になっている。
レッドアモネスは2歳時の
サフラン賞で
コントラチェックを押さえて逃げ切り、3歳時の
白百合Sは3番手からの勝利。先行策で穴を開けている
津村明秀騎手へと乗り替わる今回、一発のムードが漂っている。