14日、中山競馬場で行われた第38回
中山牝馬S(4歳上・牝・GIII・芝1800m)は、中団でレースを進めた
和田竜二騎手騎乗の3番人気
フェアリーポルカ(牝4、栗東・
西村真幸厩舎)が、直線で外目から脚を伸ばし、先に抜け出していた14番人気
リュヌルージュ(牝5、栗東・
斉藤崇史厩舎)をゴール前で差し切って、これに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分50秒2(不良)。
【豆知識】
◆1986年以降“天候:雪”の
JRA重賞は1986年
毎日杯(
フレッシュボイス)、1996年
フェブラリーS(
ホクトベガ)に次ぐ3回目。小雪を含めても5回目。
◆1983年の重賞昇格以降、不良馬場の
中山牝馬Sは
リキアイノーザンが勝った1989年以来、31年ぶり2回目。
◆
和田竜二騎手は、中山競馬場では2005年
マーチS(
クーリンガー)以来15年ぶり、中山芝では2003年ダービー卿CT(
ダンツジャッジ)以来17年ぶりの重賞制覇。
◆山本剛士オーナーは初の所有馬で重賞初制覇。所有馬は2頭のみで、もう1頭は
JRA2勝の
レジェーロ(現役)。
◆デビュー2年目の
団野大成騎手は重賞初騎乗、単勝14番人気の
リュヌルージュで2着。