21日、阪神競馬場で行われた若葉S(3歳・リステッド・芝2000m)は、逃げ馬から離れた3番手でレースを進めた武豊騎手騎乗の1番人気アドマイヤビルゴ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)が、直線で鋭く脚を伸ばし、逃げ粘る10番人気キメラヴェリテ(牡3、栗東・中竹和也厩舎)をゴール前で差し切って、最後はこれに2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分58秒6(良)。

　さらに1.1/4馬身差の3着に2番人気アメリカンシード(牡3、栗東・藤岡健一厩舎)が入った。なお、3番人気オールザワールド(牡3、栗東・中竹和也厩舎)は12着に終わった。

　勝ったアドマイヤビルゴは、2017年のセレクトセールにて6億2640万円という超高額で取引された注目馬で、父ディープインパクト、母イルーシヴウェーヴ、その父Elusive Cityという血統。1月の新馬戦に続くデビュー2連勝を飾った。

　本レースで2着以内となったアドマイヤビルゴとキメラヴェリテは、4月19日に行われる皐月賞への優先出走権を獲得した。