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【高松宮記念】春のスプリント王決定戦に豪華メンバー集結/JRAレースの見どころ

  • 2020年03月23日(月) 10時00分
 スプリント路線の常連に加えて、昨年の桜花賞グランアレグリアらマイルGI馬も複数頭参戦し、楽しみなメンバーが出揃った。タイトルを手にするのは果たしてどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■3/29(日) 高松宮記念(4歳上・GI・中京芝1200m)

 グランアレグリア(牝4、美浦・藤沢和雄厩舎)は昨年の桜花賞馬で、前走の阪神Cではスピードの違いを見せ5馬身差の圧勝。そのレースぶりからして、1200mの流れにも問題なく対応できるだろう。2012年のカレンチャン以来となる牝馬Vなるか注目したい。

 タワーオブロンドン(牡5、美浦・藤沢和雄厩舎)は昨秋のスプリント王。前走のオーシャンSは3着だったが、休み明けで他馬より重い58kgを背負っていたことを考えれば及第点の内容。叩いた上積みは確かにあり、本番のここで巻き返しを期待できるだろう。

 ダノンスマッシュ(牡5、栗東・安田隆行厩舎)は復帰戦のオーシャンSを快勝。好位から反応良く抜け出す上々の走りで重賞4勝目を飾り、目標のここに向けて好発進を切った。4着に敗れた昨年の雪辱を果たし、悲願のGIタイトル獲得なるか。

 その他、芝ダート両GIの勝ち馬モズアスコット(牡6、栗東・矢作芳人厩舎)、シルクロードSの覇者アウィルアウェイ(牝4、栗東・高野友和厩舎)、昨年のスワンS覇者ダイアトニック(牡5、栗東・安田隆行厩舎)、デビュー7戦5勝のアイラブテーラー(牝4、栗東・河内洋厩舎)、昨年のヴィクトリアマイル覇者ノームコア(牝5、美浦・萩原清厩舎)、昨年のスプリンターズSで2着のモズスーパーフレア(牝5、栗東・音無秀孝厩舎)、2017年の本レース覇者で昨年も2着のセイウンコウセイ(牡7、美浦・上原博之厩舎)、オーシャンSで2着のナックビーナス(牝7、美浦・杉浦宏昭厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。

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