29日に中山競馬場で行われる
マーチS(4歳上・GIII・ダ1800m)有力馬の1週前トレセンリポート。
【
ワイルドカード・
木村哲也調教師】
「昨年末に
ベテルギウスS(L)に勝った後は放牧を挟んで、約40日前にトレセンに入厩して調整をしています。1週前のウッドチップコースでの追い切りは、まだ少し重い感じがしました。ただ
ステルヴィオ(牡5・
高松宮記念出走予定)と併せてレベルの高い追い切りができましたので、それが良い効果になってくれればと思います。
以前中山で大敗(18年12月・立志S・16着)していますが、その時は後ろ脚が前脚にぶつかってしまって、前脚の蹄球を外傷をしたのが敗因だと考えています。以前より
バランスが良くなって、年齢を重ねて体も強くなってきました。前走右回りで勝っているように今はコースの回りは気にならなくはなってきていますが、右回りよりも左回りの方が楽に走れるようです」
(取材:佐々木祥恵)