ドバイ国際競走が中止されたことを受け、24日の東西トレセンでは、出走予定だった馬の関係者から落胆と戸惑いの声が上がった。
アーモンドアイ、
カレンブーケドールの2頭と、スタッフ3人がドバイ入りしている国枝厩舎。馬の帰国に27日の便を手配したというが、「どうなるかはまだはっきりしない」と錯綜(さくそう)する情報に国枝師も戸惑いを隠せない。
アーモンドの次走については、「普通にいけば
安田記念(6月7日・東京)だろうけど」と話したが、それも順調に帰国し、状態を確認した上での話だ。また、
グローリーヴェイズの尾関師は「なるべく早く馬を帰国させたいが、全くメドが立っていない」と焦燥感を募らせた。
一方、栗東では
ドバイターフを予定していた
ペルシアンナイト(牡6歳、栗東・池江)について、池江師は「手配できれば、27日の貨物便で。馬の体調次第ですが、
安田記念を念頭に置いています」と話した。
また、
アドマイヤマーズ(牡4歳、栗東・友道)も状態が整えば
安田記念へ。
ラヴズオンリーユー(牝4歳、栗東・矢作)について矢作師は「馬の状態を見て、オーナーと相談してからになりますが、
ヴィクトリアマイル(5月17日・東京)を視野に」とコメントした。
提供:デイリースポーツ