28日に阪神競馬場で行われる
毎日杯(3歳・GIII・芝1800m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる13回の馬券絡みが
ディープインパクト。次点で2回の
アグネスタキオン、
キングカメハメハ、
ダイワメジャーが続く。
ディープインパクト産駒は「3-5-5-14」。産駒初出走となった2011年以降で3着以内に好走しなかった年は2016年のみ。1・2人気は「3-3-3-2」勝率27.3%・複勝率81.8%という成績で、人気を踏まえれば勝ちあぐねる傾向にあることも否めないが、上位人気馬は馬券の軸としての信頼度が高い。回避見込みの馬もいるが今年も
アルジャンナ、
サトノインプレッサ、
ストーンリッジ、
ダノンアレー、
プライムフェイズと5頭が特別登録している。
また、
アーヴィンド(父
キズナ)、
アサケエース(父
ワールドエース)、
スズカキング(父
キズナ)の3頭は
ディープインパクトの孫世代として初出走。適性の高い父系を継ぐ種牡馬の産駒にも併せて注目しておきたい。なお、下級条件を含めたコース成績は、
キズナ産駒「1-1-1-16」勝率5.3%・複勝率15.8%、
ワールドエース産駒「2-0-1-1」勝率50.0%・複勝率75.0%、となっている。
ルーラーシップ産駒は「0-0-1-2」。19年
オールイズウェル(8人気6着)、18年
ウォーターパルフェ(9人気5着)、17年
キセキ(7人気3着)、と人気薄ながら善戦している様子がうかがえる。同産駒として出走する
メイショウラツワンは08年の勝ち馬
ディープスカイの甥にあたる血統だ。