31日に行われた船橋競馬第5R(ダ1500m・12頭)は、中団で進めた
M.ミシェル騎手騎乗の1番人気
エミーズロマンス(牝3、船橋・
山下貴之厩舎)が直線で外から脚を伸ばして各馬を差し切り、最後は10番人気
リュウノレイリー(牡3、船橋・斉藤敏厩舎)に1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分38秒8(重)。3着には
マオノジェット(牡3、船橋・
渋谷信博厩舎)が3/4馬身差で入った。
勝った
M.ミシェル騎手は、このレースの終了時点で
地方競馬通算30勝(262戦)。この勝利で、アラン・ムンロ騎手(英)、ライアン・
クアトロ騎手(仏)が3ヶ月の騎乗期間で挙げた
地方競馬短期免許での勝利数記録を更新した。
【
ミカエル・ミシェル騎手】
「今日記録を更新できてとても幸せです。日本に来たときは、ここまでのことをやれるとは思っていませんでした。自分を褒めてあげたいです。
こうした成績をあげることができたのは、調教師の皆さまの支えがあってこそで、調教師の皆さまやオーナーの皆さまが私を信じて乗せてくれたので、こうして結果を残すことができたので、とても感謝しています。
私が
地方競馬に参加できているのは、社台グループの協力があってのことです。感謝を申し上げます。特に、吉田照哉社長に特別な感謝を申し上げます。社長がいらっしゃらなかったら、私がこうしてここにいることもありませんでした。そして、エージェントの角南さんに感謝を申し上げます。角南さんが頑張って私のために騎乗馬を用意していただいたおかげで、この記録を残すことができました。こうしたすべての方々のサポートがあって、私がこうしていられるので、皆さまに感謝申し上げたいと思います。また、すべての騎乗馬に対し、ありがとうを言いたいです」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)