31日の船橋競馬第12R B3(二)で今回の
地方競馬短期免許での最終騎乗を迎えた
M.ミシェル騎手。これまで2戦2勝と相性の良い
シュヴァルダムール(セ5、船橋・
川島正一厩舎)で断然人気に推されて出走したが、これまでのようなスムーズな先行ができず5着と敗れた。
少し、ほろ苦い最終出走とはなったが、レース後、笑顔で
メディアの取材に応じ、時折涙ぐみながら2ヶ月と1週間の騎乗を振り返った。
【
ミカエル・ミシェル騎手】
「南関東での短期免許を終えて、今とても嬉しく思っています。短期免許での記録を塗り替えることができてとても嬉しいです。それと同時に、この経験と冒険が終わってしまうのがすごく悲しく思っています。南関東はすごく居心地が良くて、ずっとここにいたいと思っています。
今日、短期免許での最多勝記録を更新したことは最高に幸せです。日本に来てここまでできたのは本当に幸運だと思っています。この結果から、私が
地方競馬のダートの競馬に順応できたことを証明できたと思います。
この結果を残せたのは、今までお世話になった調教師の皆さま、特に所属先の川崎の
山崎裕也調教師と厩舎の皆さま、騎乗させて下さったオーナーの皆さま、エージェントの角南さん、社台
ファームの皆さま、そして、吉田照哉社長のお力があってのことです。皆さまに心から感謝を申し上げます。
メディアの皆さまも、毎日こうして競馬場まで来て頂いて、雨の日も雪の日も本当にありがとうございました。ファンの皆さまも、最初の1ヶ月は毎日競馬場に来て頂いて、3月はテレビなどで見て下さっていると思います。ファンの皆さまにも本当に感謝しています。
またすぐに南関東に戻ってきて、この記録を塗り替えたいと思っています。皆さまに会えなくなるのがすごく悲しいです。ありがとうございました」
今回の短期免許での
地方競馬最終騎乗後の総合成績は、267戦30勝2着29回。勝率11.2%、連対率22.1%。南関東リーディング6位(南関東28勝が適用)。
地方競馬リーディング23位。
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)