2日(木)
船橋競馬場(晴 重)で行われたダート
グレード競走、第24回
マリーンカップ(JpnIII ダート1600m)は、レースの主導権を握った5番人気
サルサディオーネ(大井)がそのまま後続を寄せ付けずに逃げ切り、ダート
グレード競走初制覇を果たした。勝ちタイムは1分40秒1、鞍上の
矢野貴之騎手(大井)もダート
グレード競走初勝利。2馬身差の2着は2番人気
メモリーコウ(
JRA)、3着は3番人気
スマートフルーレ(
JRA)。1番人気
パッシングスルー(
JRA)は9着だった。
サルサディオーネは
父ゴールドアリュール、
母サルサクイーン(母の
父リンドシェーバー)。通算成績は29戦6勝。
<レース後の関係者のコメント>
1着
サルサディオーネ(
矢野貴之騎手)
「ホッとしています。前走は急かし過ぎて折り合いを欠いてしまったので、ハナでも2番手でも気分良く行かせることを考えていました。道中もいいペースで進められましたし、3コーナーの感じならこれはひょっとしたらと思いましたがよく踏ん張ってくれました。(自身のダート
グレード初制覇について)非常に嬉しいですが、レースはどのレースも一生懸命乗るだけです。このような状況ですが、一人ひとりができることをしっかりやって、またいつもの競馬ができるように頑張りますので、これからも応援してください」
3着
スマートフルーレ(
武豊騎手)
「元々癖のある馬で初めてのナイター、初めての地方など、初ものづくしに戸惑ってはいましたが、初めての左回りはこなしてくれていて、むしろ右回りよりも上手でした。堅実に走ってくれますが、もうワンパンチつけば重賞でもやれます」
4着
ストロングハート(
町田直希騎手)
「前残りの馬場に助けられました。マイルでしたから無理せず2番手からの競馬でした。レース間隔が空いていた分最後は脚があがっていましたが、一度使って次はさらに良くなるでしょう。次走は浦和の
しらさぎ賞を予定していて、浦和コースも合うと思います」
5着
ラビットラン(
森泰斗騎手)
「スタートはあまり出てくれませんでした。距離が延びればもっとやれると思います」
(取材:米田元気、小屋敷彰吾)
ラジオNIKKEI