中山11Rの第52回
ダービー卿チャレンジトロフィー(4歳以上GIII・芝1600m)は4番人気
クルーガー(
石橋脩騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分32秒8(良)。2馬身差の2着に13番人気
ボンセルヴィーソ、さらにハナ差の3着に5番人気
レイエンダが入った。
クルーガーは栗東・
高野友和厩舎の8歳牡馬で、
父キングカメハメハ、
母アディクティド(母の
父Diktat)。通算成績は26戦6勝。
レース後のコメント
1着
クルーガー(
石橋脩騎手)
「内枠だったので、スタートしてから外へ出ました。向こう正面でペースが速く感じたので、無理に付いていかずに、内々で上手く回りました。前に人気の馬がいたので、その動き次第で慌てないようにしました。直線に向いて、進路を確保してから素晴らしい脚でした。返し馬で初めて感触を確かめて、背中の良い馬だと思いました」
(
高野友和調教師)
「スタートが決まりました。好枠だったので、スタートを有効に使えました。ジョッキーはペースを見て、流れを見ながら上手く乗ってくれました。最後はよく反応してくれました。強いなと思いました。普段から扱っていて、若さを感じます。本当に8歳なのかなと思うくらい、若々しいです。中山では凡走したことが無いので、このコースも合っています。今後は具体的に考えず、全力投球で今回臨みました。今後は相談して決めたいと思います」
2着
ボンセルヴィーソ(
木幡巧也騎手)
「マイルでも今日は溜めていきました。4コーナーも上手く捌いて、最後も良い脚を使ってくれました。内容も良かったと思います」
3着
レイエンダ(
丸山元気騎手)
「周りが速くて、位置取りが後ろになってしまいましたが、馬混みも気にせずハミを取ってよく伸びてくれました。収穫のあるレースだったと思います」
4着
ケイアイノーテック(
津村明秀騎手)
「ゲートを出て進みが悪かったですし、3、4コーナーでもズブかったです。ただ、最後の1ハロンは良い伸びを見せてくれました。能力は上位も、気性の問題が大きいです」
5着
プリモシーン(M.デムーロ騎手)
「風が強くて、もっと馬場が乾いてくれると思いました。今日は馬場が合わなかったです。最後は甘くなってしまいました」
6着
ドーヴァー(
田辺裕信騎手)
「思っていたよりもペースが速かったです。道中はポジションを取れませんでした。その後は上手く切り替えて、インからスムーズに上がって行けました。伸びてくれましたし、流れ一つで良い競馬になるのではないでしょうか」
7着
ストーミーシー(
横山武史騎手)
「良い枠が引けました。前走から先行できるようになっていました。レースの形は作戦通りでした。時計がこの馬には速かったです。ハンデも背負っていた感じがあります」
8着
カツジ(
松山弘平騎手)
「最後、伸びてくれてはいますが...。外枠はあまり関係無いと思います」
ラジオNIKKEI