5日、阪神競馬場で行われた第64回
大阪杯(4歳上・GI・芝2000m・1着賞金1億3500万円)は、好位でレースを進めた
M.デムーロ騎手騎乗の2番人気
ラッキーライラック(牝5、栗東・
松永幹夫厩舎)が、直線内目から間を割って脚を伸ばし、外から抜け出しを図っていた4番人気
クロノジェネシス(牝4、栗東・
斉藤崇史厩舎)を捕らえ、最後はこれにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分58秒4(良)。
さらにクビ差の3着に1番人気
ダノンキングリー(牡4、美浦・
萩原清厩舎)が入った。なお、3番人気
ブラストワンピース(牡5、美浦・
大竹正博厩舎)は7着に終わった。
勝った
ラッキーライラックは、父
オルフェーヴル、
母ライラックスアンドレース、その父
Flower Alleyという血統。休み明けだった
中山記念(2着)からきっちり良化を見せ、阪神JF、
エリザベス女王杯に次ぐ3つ目のGIタイトルを手にした。牝馬による
大阪杯勝利は、GI昇格後では初、GII時代も含めると2015年の
ラキシス以来5年ぶり。
【
M.デムーロ騎手のコメント】
無観客なのはとても寂しいですが、勝てて本当に気持ち良いです。
ガッツポーズは少し早かったです(笑)。
凄く良い勝ち方が出来ました。
中山記念は香港以来の久々で反応が良くありませんでしたが、今回は仕上がっていましたしスタートもうまく出ました。3〜4コーナーでハミを取ってましたし、抜群の手応えでした。直線でスペースができたのは運もあったと思います。
調教師の先生と馬主さんがいつも僕のことを信じてくれるのが本当にありがたいです。コ
ロナウイルスはしんどいですが、皆さん頑張りましょう。いつも応援してくれる皆さん本当にありがとうございます。
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大阪杯ダイジェスト>
※
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