5日、阪神競馬場で行われた第64回
大阪杯(4歳上・GI・芝2000m・1着賞金1億3500万円)は、好位でレースを進めた
M.デムーロ騎手騎乗の2番人気
ラッキーライラック(牝5、栗東・
松永幹夫厩舎)が、直線内目から間を割って脚を伸ばし、外から抜け出しを図っていた4番人気
クロノジェネシス(牝4、栗東・
斉藤崇史厩舎)を捕らえ、最後はこれにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分58秒4(良)。
【豆知識】
◆
ラッキーライラックは、2013年
大阪杯(当時GII)を制した父
オルフェーヴルと父子制覇。
◆
松永幹夫調教師は、牡牝混合の
JRA平地GI初制覇(障害は2014年
中山大障害、地方は2016年
JBCクラシックを制覇)。
ヘヴンリーロマンスで2005年
天皇賞・秋を制した騎手時代に続いて牝馬での勝利。
◆
M.デムーロ騎手は、2012年から9年連続
JRAGI制覇(2011年には
ヴィクトワールピサで
ドバイWCを制覇)。
JRAGI31勝目。
◆サンデーレーシングは、2006年から15年連続
JRAGI制覇。
大阪杯は
アルアインで制した昨年に続き連覇。
JRAGI51勝目。
◆1986年以降の牡牝混合
JRAGIで牝馬のワンツーは8度目。先週の
高松宮記念に続き2回連続で、これは1986年以降では初。
◆5番人気
ワグネリアンの単勝オッズは5.2倍(4番人気
クロノジェネシスとタイ)。1986年以降の
JRAGIで5番人気のオッズとしては、2008年
朝日杯FSの
フィフスペトル(6.2倍)を下回り、最安オッズとなった。