7日、
大井競馬場で行われた第3回ブリリアントC(4歳上・重賞・ダ1800m・1着賞金1300万円)は、好位でレースを進めた
御神本訓史騎手騎乗の8番人気
ストライクイーグル(牡7、大井・
藤田輝信厩舎)が、外から併せてきた1番人気
ノンコノユメ(セ8、大井・
荒山勝徳厩舎)との直線での激しい叩き合いを制し、これに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分54秒0(良)。
本レースで2着以内となった
ストライクイーグルと
ノンコノユメは、5月20日に行われる
大井記念の優先出走権を獲得した。
【
御神本訓史騎手】
「外枠でしたし、あまり揉まれない競馬がいいと陣営からは聞いていて、スンナリ2-3番手を取れればいいなと話していましたが、このような展開になってスムーズに行ったと思います。
3コーナーまでかなりゆっくり入れたので、あと有力馬がいつ来るかなと思いました。追ってからの反応も良かったですし、
ノンコノユメと最後競り合いましたがもう一度踏ん張ってくれました。
ノンコノユメだけでなく、すごくいいメンバーが揃ったレースだったので、その中でこういう結果を残せたのは自信になると思います。
コ
ロナの影響で世界中が元気のない中で、競馬がこういう風に開催できることに感謝しつつ、少しでも皆さんに元気を与えられるよう一生懸命頑張ります」
【
藤田輝信調教師】
「本当に強いメンバーの中で、
ノンコノユメに粘り勝ったのに感動しました。最後の直線ですごい脚を使ってくれたので良かったです。
パドックからとても元気が良くて、返し馬も御神本騎手が乗った感じが良かったと言ってくれたとおり、状態はとても良かったです。
次は
大井記念を目標に調整していきます。
今日は豪華なメンバーだったのに、さみしい重賞勝利となってしまいました。早期に収束することを祈って、また皆さんとお会いできることを願っています」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)