ホープフルS、
スプリングSと2着が続いている
ヴェルトライゼンデ(栗東・
池江泰寿厩舎)。今朝9日は
皐月賞(4月19日・中山芝2000m)に向けた1週前追い切りを行っている。
朝一番のCWコースで
池添謙一騎手が騎乗。
バイマイサイドを追いかける展開で向正面から3コーナーにかけては速くもなく遅くもないラップを平均的に刻んでいき、4コーナーから最後の直線に向くところで一気にラップが速くなった。
内から前へ並びかけていくが、その手応えは楽。抜け出してくる時も素早い反応で、ゴールではしっかりと先着していた。
時計は6F81.7〜5F67.1〜4F52.7〜3F38.1〜1F11.6秒。全体が速い上に、終いがかなりしっかりとしたラップを踏むことができた。今回はデビュー以来、最もレース間隔を詰めて使うことになるが、それでも今までと同じような1週前追い切りの負荷をかけているだけに、これまでの中で最もいい状態で出走してくることになるのではないだろうか。
(取材・文:井内利彰)