無傷の３連勝で桜の女王に輝いたデアリングタクト（牝３歳、栗東・杉山晴）が、激戦から一夜明けた１３日、栗東トレセンで元気な姿を見せた。

　重馬場での激走に、レース後のダメージが心配されたが、池水助手は「カイバも食べているし、脚元もスッキリしていて元気いっぱい」とリラックスする愛馬に目を細めた。

　先行有利の馬場で唯一、後方から豪脚を発揮。馬名通り“大胆な戦法”で勝利をつかみ取った。同助手は「あそこからよく届きましたね。瞬発力がすごい」と、うれしそうに振り返る。今後は未定だが、「まだ完成していないし、どこまで強くなるか。これからも楽しみです」と、光り輝く未来を思い描いた。

提供：デイリースポーツ