18日に阪神競馬場で行われる
アーリントンC(3歳・GIII・芝1600m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、2月下旬に開催されていた2010〜2017年もデータの集計対象とした。
過去10年で最多となる3回の馬券絡みが
キングカメハメハ、
ダイワメジャー、
アグネスタキオン、2回で
ハーツクライ、
ディープインパクト、
マツリダゴッホが続く。なお、過去10年はいずれも異なる種牡馬の産駒が勝利している。
キングカメハメハ産駒は「1-1-1-4」。10年に
コスモセンサーが勝ち馬となるほか、施行時期が変更されてからも18年に
レッドヴェイロンが3着に好走。1・2人気の支持を集めていた馬はおらず、単・複ともにプラス収支を記録していることには留意したい。今年は
ジュンライトボルトが出走予定(同産駒のコース成績は「31-29-36-282」勝率8.2%・複勝率25.4%)。
ルーラーシップ産駒は「0-0-0-2」。3着以内に好走例こそないものの、昨年は
ニシノカツナリが勝ち馬とタイム差なく4着に入線していた。今年は同コースで行われた
朝日杯フューチュリティS・3着の実績を持つ
グランレイが出走予定(同産駒のコース成績は「2-13-8-69」勝率2.2%・複勝率25.0%)。
初出走となる
タートルボウル産駒は
タイセイビジョンが上位人気と目される。出走馬の中で唯一の
JRA重賞勝ち馬でもあり、
朝日杯フューチュリティS・2着の実績も威張れるだろう(同産駒のコース成績は「1-2-1-12」勝率6.3%・複勝率25.0%)。
オルフェーヴル産駒は「0-0-0-1」。昨年、産駒として初出走した
ジャミールフエルテ(10人気13着)が唯一の出走例。今年は姉兄が実績馬、近親に
マイニングがいる血統馬の
ギルデッドミラーに注目が集まる(同産駒のコース成績は「5-3-5-38」勝率9.8%・複勝率25.5%)。