15日、
川崎競馬場で行われた第23回クラウンC(3歳・重賞・ダ1600m・1着賞金1500万円)は、好位後ろから徐々に動いて行った
酒井忍騎手騎乗の3番人気
ウタマロ(牡3、船橋・
矢野義幸厩舎)が、3〜4コーナー中間で先頭に立ってそのままゴールまで押し切り、最後方から追い込んだ8番人気
マンガン(牡3、川崎・
田島寿一厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分42秒5(稍重)。
さらに3馬身差の3着に5番人気
ストーミーデイ(牡3、大井・沢佳宏厩舎)が入った。なお、2番人気
エメリミット(牡3、船橋・
林正人厩舎)は
ストーミーデイと3/4馬身差の4着、1番人気
グリーンロード(牡3、川崎・
高月賢一厩舎)は5着に終わった。
勝った
ウタマロは、父
アイルハヴアナザー、
母ウキヨエ、
その父アグネスタキオンという血統。3連勝で重賞初制覇を飾った。通算成績はこれで7戦4勝。また、鞍上の
酒井忍騎手にとっては、2009年の
大井記念以来約11年ぶりとなる南関東での重賞勝利となった。
本レースで2着以内に入った
ウタマロと
マンガンは、4月29日に
大井競馬場で行われる
羽田盃の優先出走権を獲得した。