「
皐月賞・G1」(19日、中山)
上昇一途だ。
ヴェルトライゼンデが栗東CWで池添を背に15日、
バイマイサイド(5歳3勝クラス)を3馬身追走から、一杯に追われて首差先着。6F84秒4-39秒4-12秒0を計時した。池江師は「先週しっかりとやっている分、反応が良くなっている」と良化ぶりに胸を張った。
主戦も声を弾ませる。「最初の1歩目からフットワークが良くなっている」。2週連続の追い切り騎乗で、手綱越しから上積みを感じ取った。「先週はソラを使ってフワフワしていたけど、今回は並び掛ける時が速く、同じソラを使っていても先週とは全然違った。すごく良かった」と感心した。
ス
プリングSは2着に敗れたが、舞台は好転。「小回り千八は忙しかった。二千に変わるのはすごくプラス。巻き返したい」と力が入る。父は池添とのコンビで09年に
宝塚記念、
有馬記念を制した
ドリームジャーニー。「思い入れはメチャクチャある。その子でG1に乗るのは、ジョッキーにとっての喜びであり、だいご味。チャンスを生かしたい」。意気込み十分の鞍上が1冠奪取を狙う。
提供:デイリースポーツ