19日に中山競馬場で行われる
皐月賞(3歳・牡牝・GI・芝2000m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、東京競馬場で代替開催された2011年はデータの集計対象外とした。
過去10年、馬番別では最多となる5回の馬券絡みが7番。次点で3回の11番、14番が続き、2回が2番、4番、10番、12番、16番、18番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 1-0-0-18 複勝率5.3% 複勝回収率10%
2枠 1-2-1-16 複勝率20.0% 複勝回収率99%
3枠 0-1-1-18 複勝率10.0% 複勝回収率17%
4枠 2-2-1-15 複勝率25.0% 複勝回収率69%
5枠 0-1-2-17 複勝率15.0% 複勝回収率101%
6枠 2-0-3-15 複勝率25.0% 複勝回収率88%
7枠 2-2-1-23 複勝率17.9% 複勝回収率69%
8枠 2-2-1-23 複勝率17.9% 複勝回収率61%
【前走3着以下】
1〜4枠 0-0-0-26 複勝率0.0% 複勝回収率0%
5・6枠 0-0-2-18 複勝率10.0% 複勝回収率74%
7・8枠 0-2-1-25 複勝率10.7% 複勝回収率57%
昨年は単勝1.7倍と圧倒的な支持を集めた
サートゥルナーリアが6枠12番から勝利していたが、勝ち馬においては外目の枠順を評価しやすい傾向にある。なお、1・2枠から勝利した15年
ドゥラメンテ(2枠2番)、14年
イスラボニータ(1枠2番)も直線では外から差し脚を伸ばしていたことを覚えておきたい。
また、前走3着以下に敗れていた馬は「0-2-3-69」と苦戦傾向にあるが、そのなかでも5・6枠は連対例がなく、1〜4枠においてはすべての馬が馬券圏外に敗れ去っている。強いて狙うのであれば2度の連対例がある7・8枠で、やはり外目の枠順の方が巻き返す余地もありそうだ。