2歳GIを制した2頭が、いずれも
皐月賞へ直行というローテーションを選択。これに頭を悩ませるファンも多いと思われるが、結論からいってしまえば、仕上がりは良好。
コントレイルは3月下旬から追い切りを開始しており、2週前が栗東坂路、1週前がCWでいずれも併せ馬に先着。
この順調さが最終追い切りの単走になっていると思われるし、時計自体も東京スポ杯2歳S、
ホープフルSとほぼ同じ。強いレース内容だった2戦とほぼ同じ最終追いなら、やはり世代最強と判断したくなるところ。
サリオスに関しては最終追い切りこそ少し軽めの内容になったが、1週前追い切りはしっかりと消化している。時計も速く、決して悪くない調教内容。強いて
コントレイルとの比較をすれば、少し余裕を残している仕上げでもあるが、力を出せる状態に順調に仕上がったと判断してよいだろう。
ただ、2頭以外の
皐月賞トライアル出走組は3歳になってからのレース経験がある。これに
皐月賞にはマストともいえる「2週連続トラック馬場での追い切り」や「速い4F時計」という調教内容の詳細を踏まえると、もっと狙いたくなる調教内容がある。それに関しては、
ウマい馬券でしっかりと解説させていただきたい。
(文=井内利彰)
ただ今、
ウマい馬券では
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ジャッジ。
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