18日、中山競馬場で行われた第22回
中山グランドジャンプ(4歳上・JGI・障害4250m)は、道中2番手でレースを進めた
石神深一騎手騎乗の1番人気
オジュウチョウサン(牡9、美浦・
和田正一郎厩舎)が、3周目向こう正面で先頭に立ってゴールまで押し切り、2着の3番人気
メイショウダッサイ(牡7、栗東・
飯田祐史厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは5分2秒9(不良)。
【豆知識】
◆
オジュウチョウサンは
JRA重賞13勝目(平地を除くと13連勝)。
テイエムオペラオー、
オグリキャップ、
スピードシンボリの12勝を超え
JRA新記録。
◆
JRA同一重賞5勝は
バローネターフの
中山大障害5勝と並ぶ
JRAタイ記録。同一重賞5連覇は
フジノオー、
グランドマーチスの
中山大障害4連覇を超え
JRA新記録。
※
中山大障害は1998年まで春秋の年2回行われており、
バローネターフらの記録はその両方を含む。
◆騎手による
JRA同一重賞5連覇は、
武豊騎手(
天皇賞・春、
エリザベス女王杯、
シンザン記念)、
高田潤騎手(
小倉サマージャンプ、
阪神ジャンプS)、岡部幸雄元騎手(
ダイヤモンドS)、横山富雄元騎手(
中山大障害)の4連覇を超え、
JRA新記録。
◆2016年以降のJGI9回中、
オジュウチョウサンは7勝、
石神深一騎手は8勝目(
ニホンピロバロンで2018年
中山大障害を勝利)。
◆勝ちタイム5分2秒9は昨年より15秒3遅く、同じ不良馬場で行われた2012年
マジェスティバイオと同じ勝ちタイム。
◆9歳以上馬の
JRAGI勝利は、2009年
中山グランドジャンプを勝った
スプリングゲント(当時牡9)以来、11年ぶり。