「天皇賞(春)・G1」(5月3日、京都)
名手も納得の動きを見せた。16日の2週前追いでは単走で長めから乗られた
ミッキースワローだが、23日は美浦Wで
ダノンハイパワー(6歳2勝クラス)との併せ馬。パートナーを8馬身ほど先行させてスタートすると、向正面過ぎから首をグッと下げて前を追う。直線に入ると僚馬の外に進路を取り、騎乗した横山典が軽く仕掛けると余力十分に併入した。5F65秒3-38秒0-12秒8を計時して、順調な仕上がりをアピールした。
ダノンハイパワーに騎乗して、間近で走りを確認した菊沢師は「左回りの調教なので、直線で浮つくところがあったのはしょうがない。ただ、その割に動きは良かった。先週末から着けた
シャドーロールの効果があるのかな。これで来週はそんなにやらなくてもいいでしょう」と満足げに振り返った。横山典も「順調なのが何より。もう3歳時とは違うんだし、大きく変わらなくていい」と納得の表情だった。
提供:デイリースポーツ