藤田菜七子騎手(22)=美浦・根本=が、25日の福島1レースで断然の1番人気に支持された
シルバージャックを勝利に導き、JRA通算100勝を達成した。JRAの女性騎手として数々の記録を更新してきたが、3週連続Vとなる今年の10勝目は、自身にとっても区切りの勝利となった。
レースは
ロケットスタートを切って逃げの手に出ると、直線に入っても勢いは衰えることなく先頭でゴールを切った。後続に5馬身差をつける圧勝だった。菜七子は「達成までの道のりはケガなどもあって、なかなか思うようにはいきませんでしたが、周りの方々のサポートや応援のおかげでこうして無事に達成できたことに感謝しています。(師匠の根本師からは)レース後に『おめでとう』と声をかけていただきました」と喜びのコメント。
新型コ
ロナウイルスの感染拡大防止のため、JRAでは無観客での開催。「こういった状況の中ではありますが、競馬ができることに感謝していますし、ファンの皆さまがテレビの前で応援してくれることをとてもうれしく思っています。福島競馬場でたくさんのファンに囲まれて初勝利した時とは違って、無観客での記録達成はすごく寂しく、早く皆さまが競馬場に来場できるようになってほしいと願っています」と終息を願っていた。
提供:デイリースポーツ