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【マイラーズCコース解説】速い時計、上がりが求められる高速コース

  • 2020年04月26日(日) 06時03分
 26日に行われるマイラーズC(4歳上・GII)の舞台となる京都芝1600m外。このコースについて解説していく。なお、京都芝1600mは内回りと外回りがあるが、上級条件であるマイラーズCは外回りで行われる。

 芝1600m外は2コーナーのポケットからのスタート。初角となる3コーナーまで700mほど真っ直ぐ進む。向正面から坂を上り、3コーナーで頂点に達すると、そこから4コーナーにかけて下っていく。高低差は4.3m。直線は平坦で404mと長いため、下り坂を生かして加速した馬たちによる瞬発力勝負が繰り広げられる。

 3回京都開催は前半6日間をCコースで、後半6日間をDコースで行う。2回京都開催はBコース施行だったので、そこからさらに3m外へ柵が移動する形だ。内側の荒れた部分がカバーされる形になり、また時期的にも気温が上がって芝の生育が旺盛になってくるため、時計が出やすい開催だといえる。実際に、一昨年のマイラーズCでは、サングレーザーが1.31.3のレコードタイムで優勝している。昨年は前半3ハロン通過36.0秒というスローペースになったため勝ち時計は1.32.6止まりだが、勝ち馬ダノンプレミアムが2番手から使った上がりは32.2秒。極限レベルの瞬発力が求められる一戦となった。

 高速決着だけに、好位につけられる先行力が必要で、なおかつ速い上がりへの対応も求められる。持ち時計、上がり重視のスタンスで良いだろう。

 ただし、今年の京都開催は1回2回を通じて、例年以上に重く時計が掛かっていた。中間、どの程度芝の状態が回復しているかは、JRA発表の馬場情報や土曜の競馬でしっかり見極めたい。

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