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【青葉賞血統データ分析】取捨選択の難しいディープインパクト

  • 2020年04月29日(水) 23時10分
 5月2日に東京競馬場で行われる青葉賞(3歳・GII・芝2400m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる10回の馬券絡みがディープインパクト。次点で5回のゼンノロブロイが続き、3回がハーツクライキングカメハメハとなっている。

 ディープインパクト産駒は「3-2-5-20」。昨年は2人気に支持されたウーリリが12着と大敗を喫していたが、過去にも18年オブセッション(2人気11着)、14年ラングレー(2人気11着)などが上位人気に応えられなかった。ただし、1人気に限れば「1-1-3-0」と凡走例がなく、回収率に関しても同産駒としては高めの数値を記録している。今年はサトノフウジンブルーミングスカイディアスティマ(抽選対象)、フィリオアレグロ(抽選対象)の4頭が特別登録。

 オルフェーヴル産駒は「0-0-0-1」。出走例は19年アルママ(13人気15着)に限られるが、東京芝2400mは18年日本ダービーエポカドーロ(4人気2着)、18年オークスラッキーライラック(2人気3着)が同産駒として好走している舞台。今年は上位人気と目されるオーソリティほか、アイアンバローズ(抽選対象)、ディアマンミノル(抽選対象)が特別登録。

 初出走となるエピファネイア産駒からはメイショウボサツロールオブサンダーサーストンカイドー(抽選対象)の3頭が特別登録。まだ下級条件にしか出走例がないとはいえ、同産駒のコース成績は「1-2-1-1」と安定感があり、馬券圏外のルトロヴァイユもゆりかもめ賞・4着と底を見せていない。

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