「NHKマイルC・G1」(5月10日、東京)
仏の名手も手応えをつかんだ。桜2着の
レシステンシアは29日、新コンビのルメールを背に栗東坂路で単走。終始馬なりだったが、全身を使って加速。しっかりと首も使い、余力十分に4F53秒2-38秒2-12秒6を刻んだ。
初騎乗となった鞍上は「良さそうだね。
バランスも息も問題ない。彼女の力を感じることができた」と感触は上々。「今年は2回使ったのでコンディションはもう既にいい。ハードワークは必要ない」と納得の表情だ。
松下師も「動きは良かった」と合格点を与える。初の府中となるが、「左回りは気にしていません。長距離輸送が初めてになるので、うまくクリアできるかがポイントになると思います。あとは牡馬相手の力関係がどうか」と冷静に分析する。復権を狙う2歳女王が、さらに状態を上げてG1・2勝目を目指す。
提供:デイリースポーツ