3日、京都競馬場で行われた第161回
天皇賞・春(4歳上・GI・芝3200m・1着賞金1億5000万円)は、道中は中団後方でレースを進めた
C.ルメール騎手騎乗の1番人気
フィエールマン(牡5、美浦・
手塚貴久厩舎)が、直線で外から脚を伸ばし、先に一旦は抜け出していた11番人気
スティッフェリオ(牡6、栗東・
音無秀孝厩舎)との競り合いを制して、これにハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分16秒5(良)。
さらに2.1/2馬身差の3着に4番人気
ミッキースワロー(牡6、美浦・
菊沢隆徳厩舎)が入った。なお、2番人気
ユーキャンスマイル(牡5、栗東・
友道康夫厩舎)は
ミッキースワローとクビ差の4着、3番人気
キセキ(牡6、栗東・角居勝彦厩舎)は6着に終わった。
勝った
フィエールマンは、
父ディープインパクト、
母リュヌドール、
その父Green Tuneという血統。写真判定に持ち込まれた大接戦を制し、史上5頭目の春盾連覇を果たした。また鞍上の
C.ルメール騎手は、史上初となる春秋通じた天皇賞の4連勝を達成した。
【
C.ルメール騎手のコメント】
すごくうれしく思います。連覇することが出来て素晴らしく思います。
直線を向いての反応が良かったので楽勝かとも思いましたが、少し物見してしまいました。また、前の
スティッフェリオが良く頑張っていたので、ゴールまでファイトしなければなりませんでした。
休み明けでしたので、おそらくトップコンディションではありませんでしたが、手塚厩舎、手塚先生が良い仕事をしてくれて、勝つためのコンディションに仕上げてくれていました。
(
フィエールマンは)
リラックスして走ったら最後凄く良い脚を使うことができるので、後方にポジションを取ろうと思っていました。外枠でしたので、プレッシャーなくスムーズに立ち回れ、最後はフル
パワーを使うことが出来ました。
無観客で寂しいです。みんなにとって大変な時期ですが、テレビの前で応援していただいてありがとうございます。早く競馬場でファンに会いたいです。
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天皇賞・春ダイジェスト>
※
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