「天皇賞(春)・G1」(3日、京都)
1番人気
フィエールマンが史上5頭目の連覇を達成。G1・3勝目を挙げた。また、コンビを組んだC・
ルメール騎手(40)=栗東・フリー=は、史上初となる騎手として18年
天皇賞・秋から天皇賞4連勝となった。
レースは
ダンビュライトが逃げたが、1周目のスタンド前で3番人気の
キセキが先頭を奪ってペースをつくった。直線に入ると
キセキは伸びあぐねて後退。11番人気
スティッフェリオが代わって先頭に立ち、内から2番人気
ユーキャンスマイルが迫る。そこへ外から満を持してスパートした
フィエールマンが
スティッフェリオと馬体を並べ、ゴール前で鼻差だけかわして勝利をつかんだ。
スティッフェリオは惜しい2着。後方から追い上げた
ミッキースワローが3着。
ユーキャンスマイルは4着、
キセキは6着だった。
ルメールは「すごくうれしい。いいペースだったし最初は楽勝かと思ったけど、ちょっと物見をしたりしてゴールまで、ファイトしなければなりませんでした。でも
リラックスして走れば、最後にいい脚を使う。大外枠だったけどスムーズな競馬ができたし、フル
パワーを出してくれた。テレビの前で応援してくれてありがとうございます。早く競馬場でファンの皆さんに会いたいです」と話した。
提供:デイリースポーツ