3日、京都競馬場で行われた第161回
天皇賞・春(4歳上・GI・芝3200m・1着賞金1億5000万円)は、道中は中団後方でレースを進めた
C.ルメール騎手騎乗の1番人気
フィエールマン(牡5、美浦・
手塚貴久厩舎)が、直線で外から脚を伸ばし、先に一旦は抜け出していた11番人気
スティッフェリオ(牡6、栗東・
音無秀孝厩舎)との競り合いを制して、これにハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分16秒5(良)。
【豆知識】
◆
フィエールマンは、
メジロマックイーン(1991、1992年)、
テイエムオペラオー(2000、2001年)、
フェノーメノ(2013、2014年)、
キタサンブラック(2016、2017年)に続く史上5頭目の
天皇賞・春連覇。2年とも1番人気での連覇は
テイエムオペラオー以来、史上2頭目。
◆
ディープインパクト産駒のGI・3勝以上馬は
ジェンティルドンナ(7勝)に続き2頭目。牡馬では初。
◆上がり3F最速は1着
フィエールマンの34秒6。2位タイは2着
スティッフェリオと4着
ユーキャンスマイルの35秒1。4位タイは3着
ミッキースワローと5着
トーセンカンビーナの35秒3。上がり上位馬がそのまま上位も独占。
◆
C.ルメール騎手は、2018年秋の
レイデオロ、2019年春の
フィエールマン、秋の
アーモンドアイに続き、史上初の天皇賞4連覇。
◆馬体重340kgの
メロディーレーンは、1986年以降の3歳上・4歳上
JRAGI最軽量出走馬に。